GRAPHICS SETTINGS
グラフィック設定
主要グラフィック設定の負荷影響と、DLSS・FSR・XeSS の対応状況。本作は CPU ボトルネックになりやすいため、アップスケーラーよりフレーム生成が効く場面が多いのが特徴です。
負荷影響の評価はコミュニティ検証(Hone 設定ガイドほか)に基づきます。特に負荷が大きいのは 描画距離・植生の影・ミラー数 の 3 系統です。
設定名の表記について
ゲーム内グラフィック設定メニューの日本語ラベルは、公式マニュアル・信頼できる日本語ソースで確認できていません。このページでは設定名を英語のまま記載し、内容は補足欄で説明します。
設定変更の前に: ボトルネックの確認
本作は GIANTS Engine 10 のゲームロジックがシングルスレッド寄りで、CPU の 1 コアが 100% に張り付いて GPU が遊んでいる 状態になりやすいゲームです。GPU 使用率が低い(40〜70% 程度)なら、グラフィック設定を下げても FPS はあまり伸びません。先に GPU 使用率を確認してから設定を調整すると無駄がありません。
主要設定と負荷影響
負荷影響と FPS 優先時の推奨値(コミュニティ検証ベース)
| 設定 | 負荷影響 | FPS 優先時の推奨 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 設定Texture Resolution | 負荷影響高(VRAM) | FPS 優先時の推奨Low〜Medium | 補足テクスチャ解像度。1080p で VRAM 5〜6GB 消費との報告 |
| 設定Texture Filtering | 負荷影響軽微 | FPS 優先時の推奨Anisotropic 16x | 補足現行 GPU ではほぼ負荷なし。下げる必要がない |
| 設定Shadow Quality | 負荷影響高 | FPS 優先時の推奨Low | 補足影の品質。GPU 負荷が大きい |
| 設定Foliage Shadows | 負荷影響非常に高 | FPS 優先時の推奨Off | 補足植生の影。植物ごとの描画命令が膨大になる |
| 設定SSAO | 負荷影響中 | FPS 優先時の推奨Off | 補足環境光遮蔽のポストプロセス |
| 設定Object Draw Distance | 負荷影響非常に高 | FPS 優先時の推奨70〜100% | 補足オブジェクト描画距離。カクつき(スタッター)の主因と指摘される |
| 設定LOD Distance | 負荷影響高 | FPS 優先時の推奨70〜100% | 補足下げすぎるとオブジェクトの出現切り替わり(ポップイン)が目立つ |
| 設定Max Mirrors | 負荷影響非常に高 | FPS 優先時の推奨0〜1 | 補足ミラー 1 枚ごとにシーンを再描画する。室内視点で特に重い |
| 設定Max Shadow Lights | 負荷影響— | FPS 優先時の推奨9 | 補足「10 にすると Ultra 影が効かなくなる」というバグ報告あり(非公式) |
アップスケーラー・フレーム生成の対応状況
| 技術 | 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 技術DLSS | 対応状況対応 | 備考CPU ボトルネック時は効果が薄い(後述) |
| 技術DLSS Frame Generation / Multi-Frame Generation | 対応状況Patch 1.11(2025-09)で追加 | 備考RTX 40 系以降向け |
| 技術DLAA | 対応状況対応 | 備考FPS ほぼ据え置きで画質向上(コミュニティ評価) |
| 技術AMD FSR 3 | 対応状況対応(Frame Generation 含む) | 備考フレーム生成は GPU メーカーを問わず使用可 |
| 技術AMD FSR 4.0 | 対応状況Patch 1.14(2025-10)で追加 | 備考— |
| 技術Intel XeSS 2 | 対応状況対応(Frame Generation 含む) | 備考公式チェンジログに記載あり。導入パッチ番号は未確認 |
アップスケーラーの選び方
本作では「とりあえず DLSS」が定石になりません。DLSS などの解像度アップスケーリングは GPU 負荷を下げる技術なので、CPU ボトルネック時は GPU 負荷を下げても FPS が伸びない ためです。GPU 使用率が 99〜100% に張り付いている場合のみ、Quality / Balanced から試す価値があります。
一方、フレーム生成(FSR 3 Frame Generation / DLSS Frame Generation)は CPU ボトルネックを迂回できる ため本作と相性が良く、+40〜100% の FPS 向上が報告されています。ただし体感遅延が増える点は一般論として留意してください。
整理: 目的別の使い分け
- 画質優先
- DLAA(NVIDIA)。FPS はほぼ据え置きで画質が向上
- FPS 優先
- フレーム生成(FSR 3 FG は全 GPU、DLSS FG は RTX 40 系以降)
- GPU が限界のときのみ
- DLSS / FSR / XeSS の Quality〜Balanced
両論注記
Steam 掲示板には「NVIDIA なら DLAA が最良」「AMD / Intel は FSR 3 / XeSS」という整理もあります。画質優先なら DLAA、FPS 優先ならフレーム生成、というのがコミュニティの大勢です。
上級者向け: game.xml の手動調整
ユーザーフォルダ内の game.xml にある
viewDistanceCoeff / lodDistanceCoeff / foliageViewDistanceCoeff を編集すると、設定画面の上限を超えた描画距離調整ができます。重くする方向にも軽くする方向にも使えますが、自己責任です。game.xml の場所はセーブデータ管理ページを参照してください。参考リンク
- •Hone 設定ガイド: https://hone.gg/blog/farming-simulator-25-settings/
- •TroubleChute 最適化ガイド: https://hub.tcno.co/videos/best-optimization-guide-farming-simulator-25-max-fps-best-settings/
- •公式ニュース Patch 1.11(DLSS FG 追加): https://www.farming-simulator.com/newsArticle.php?news_id=636
- •公式チェンジログ: https://www.farming-simulator.com/changelogs/fs25.php
- •Steam 掲示板(DLSS 論争スレッド): https://steamcommunity.com/app/2300320/discussions/0/4638239054524103011/